過去ログ - 死神『・・・・お前に明日はない』
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32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/12/09(日) 22:52:11.35 ID:EFwAsWzv0
女は目を覚ました。
ウッドハウスの様な場所だった。
女「・・・・ここは・・・」
起き上がって目の前をみると、その壁だけ一面がガラスになっていた。
外は美しい花が咲き誇り、澄み渡る大空が広がっている。
女「わぁ・・・綺麗・・・」
女は我に帰った。
女「だけど!危ない?!見惚れてる場合じゃないって?」
頬をペチペチ叩くと、出口を探し始めた。
女「・・・ドア・・・ないの?」
その部屋にドアはない。
死神「おはよう」
女が後ろを振り返ると、木製のベッドに知らない男が座っていた。
死神「私は、死神だ。」
女「・・・え・・・?」
死神「おっと、質問は一切なしだ。俺から一方的に話させてもらう。君は、あと1ヶ月と6日で死ぬ。事故死だ。」
死神は、淡々と説明を続ける
死神「一週間弱で君は失明し、それからは行動が限られる。せめて見えている間だけでも好きに使え。」
女「失明・・・?」
死神「以上だ。1ヶ月と6日後、迎えに上がる。そして私はいつも君を監視しているぞ・・・」
女「わからないよ・・・ちゃんと説明し・・・」
死神「・・・質問は・・・一切なしだ」
死神は、指を鳴らした。
パチンッ・・・・・
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