253:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/01/30(水) 10:04:22.82 ID:PzWmybJJo
つづきは?
254:誰も書かないし連投[sage]
2013/02/11(月) 07:26:39.75 ID:9Na4ByxSO
ところで、だ。俺は改めて七崎を尊敬するね。正直ウエポンを展開するまで、『ハッ、ウエポンなんて、"SetUp"・"Open"って言えればどーせ誰でも簡単にできんだろ?』なーんてたかをくくっていたが…実際のところ、アレは展開するだけでかなり難しい。
単にキーワードを早口で言って機械に認識させるとすぐ展開できるわけじゃない。……あー、なんというか…ニュアンスとしてはキーワードを入力する度に『意思の強さ』と『何らかの感情が沸き上がった時』が一定以上になったのを感知して起動しているような…?
255:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/02/11(月) 07:27:25.60 ID:9Na4ByxSO
そんな俗物的な20代の若者思考パターンに陥っている内に、俺はいつの間にやら七崎が入院中の病院の隣り、ビル建設中工事現場まで来ていた。
…しまった。すっかり忘れていたが、やっぱ見舞いの品は持っていくべきだったよな?…でも、これから買うにしろ、こっちの道に店なんてなんもねーんだよな…
256:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/02/11(月) 07:28:13.79 ID:9Na4ByxSO
……ふむ。これは痛い。………1、工事現場のチャラい兄ちゃん達がはしゃいでる。2、実はここは工事現場ではなくライヴハウス。3、不法侵入したバンドマンが練習してる4、カウンセラーが必要な方が不法侵入
257:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/02/11(月) 07:29:12.35 ID:9Na4ByxSO
いやー、そこにいたやつ見て、我が目を疑ったね。通りでうまいわけだ。なんせ、スキンヘッド、切れ長の目の縁に赤い隈取りのイケメンフェイス、坊主装束と袈裟を身に纏い、エレキギター調に魔改造された琵琶を掻き鳴らす、
258:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/02/11(月) 07:30:46.45 ID:9Na4ByxSO
梵鐘「でも、俺っちも『新人ちゃん』の事知ってるぜ?一条ちゃんよ。……質問の答えはこうだ。『一条ちゃんを待ち伏せるため』。」
梵鐘「…実は俺っちの所属はさぁ、寺やバンドだけじゃなくて、−共存共栄−《フレンズ》ってウエポンマスターチームなのよ。目的は主に"紅眼"達との共存を目指すコト」
259:連投[sage]
2013/02/21(木) 23:21:09.23 ID:qz/oIUdoo
水谷さんからのメールを確認する、おいおい冗談じゃねえよ危なくなったらこのウェポン渡しちまってもいいよな!?
いやダメなんだろうけど俺的には自分の命が最優先だし、大体のやつがそうだろうと思う。
まあごちゃごちゃ考える前に今はこいつから逃げなきゃならない、そんなこと考えながら逃げていると俺を追ってきているはずの梵鐘の姿が見えないことに気が付いた。
一条「逃げ切った……のか……?」
260:連投[sage]
2013/02/21(木) 23:42:31.13 ID:qz/oIUdoo
梵鐘「おいおい一条ちゃんよぉ、そんなんじゃ俺っちからは逃げ切れないぜぇ?」
梵鐘「さっさと持ってるウェポンをこっちによこしな、変な意地はって死ぬなんてやだろ? 俺っちは僧侶としてあまり命を粗末にしたくないわけよ」
楽しそうに軽く笑う梵鐘、くそなんだこの僧侶は! このチャラ僧侶が! だがこのまま殺されるのもいやだしウェポンを渡してしまおうかと思い始めたころ、助けが現れた。
261:連投[sage]
2013/02/21(木) 23:50:04.63 ID:qz/oIUdoo
黒スーツ「俺はケルベロスから、護衛を依頼されてきたものだ早く逃げろ!」
その言葉を聞いて、俺はうなずくと立ち上がり急いで逃げ出す、さっき蹴られたダメージで
体が痛むがそんなことを気にする暇なんてない、逃げる俺を我ながら情けなく思った。
262:連投[sage]
2013/02/21(木) 23:58:36.09 ID:qz/oIUdoo
黒スーツは何も言わず手に持っている警棒で殴りかかる。
梵鐘「へっ、答える筋合いはないってやつか? まあちょっと遊ぶとするか!」
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