314:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/04/06(土) 03:35:29.51 ID:Lz3UrJvSO
俺の渾身の一撃を見舞われた蛾衛門どのは痒いとすら思ってないようで。2つの真っ黒な複眼が「なんだ、その程度かよ。失望したわ」とでも言いたげだ。
いやいや、一条さん結構頑張ったと思うよ?!ウエポンはまともに展開すらできず、攻撃できない。ロクに守れないのに無関係者連れながら必死に戦ってるんだよ?!
這いつくばって半泣きな俺を見て、蛾衛門どのは「もういいよ、お前残念すぎ。死ねよ」と複眼で語り、腕の一部をデカイ鎌みてぇなもんに変化させ、こちらへゆっくりと歩いてくる。
ヤバイ。ヤヴァイ。そりゃもう、ぷぅぃぃーんつぃ。おいおい、俺ぁ数時間前に梵鐘から襲撃受けた時にも死を感じたばっかりだぞ?一日何回死を覚悟しなきゃなんないんだよ!
町沢「くっそぉぉお!一条さんは殺させない!ジャーナリスト舐めんなァァア!!!!」
直後、町沢が残骸となった研究所の一部の鉄骨を棍棒代わりに現れ、蛾衛門に後ろから振りかぶる。
……ってバカ!何で出てきた!?せっかく見逃されてたんだぞ?!早く!さっさと逃げろよ!俺じゃ庇えないんだって!
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