22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/01/20(日) 04:01:10.12 ID:AJEALJFi0
二日目の朝、昨日のレッスンが終わった後に伝えておいた待ち合わせ場所の公園で響と合流する。
「おはよう、765プロ!」
「おはよう、響。今日もよろしくな」
「765プロ、早いんだな。自分、待ち合わせの時間より早く来たのに」
「俺がいて少し驚いたか?」
「765プロ、いい加減そうだし」
「相変わらずひどい言い様だ」
「ちょっと見直したぞ。えらい、765プロ!」
「そりゃあ……プロデューサーだからな」
めまぐるしく状況が変わる現場、予定通りとは行かず不測な事態だって起きてくる。
そういった時に時間に余裕があれば、落ち着いて考える時間もあるし、そこから的確な対処もしやすい。
プロデューサーという仕事を始めてから、俺は何事にも時間に余裕を作るようになった。
いわゆる職業病だ。
「でも765プロ、自分が来ないとか思わなかったのか? 自分、ライバル事務所のアイドルだぞ?」
「そこら辺は心配してなかったさ」
響の疑問に俺は即答する。
自分を見出してデビューさせてくれた黒井社長の言いつけを守ろうとしたり、期待に答えようとしたり義理堅い性格なのだろう。
だから響は俺との約束を、765プロのやり方につきあうという約束を破らないという確信があった。
まあ、一番の理由は俺自身、響が来ることを信じていたことだけど。
無条件の信頼。
アイドルと信頼関係を築くためには、まずはこっちがアイドルのことを信用してやらないと始まらない。
「今日の調子はどうだ?」
「もちろんバッチリに決まってるでしょ! トップアイドルになるなら自分の体調管理くらい出来て当然なんだからな!」
「違いない。それじゃあ、今日も活動がんばろうか」
「はーい。今日も765プロに完璧な自分を見せつけてやるぞ」
「ははは、お手柔らかに頼むよ」
昨日、あれだけ驚かされたんだからな。
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