46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/02/11(月) 13:59:53.26 ID:g0TM8/L60
体が熱い。
首に手を当ててみると、じわりと湿り気を帯びている。
汗をかいている……興奮しているってことか。
胸に手を当ててみても、鼓動が早い。やっぱり興奮している。
確かに魔王エンジェルのパフォーマンスは見ているこっちまで熱くなるようなものだった。
魔王エンジェルと真・最強プロデューサーが、こちらの方にやってくる。
彼女たちは、俺に向かって不敵な笑みをする。
かかってこい……そんな声が聞こえた気がした。
上等だ。こっちだってオーディションに合格するために受けに来ているんだ。
響の方を見てみる。
あれだけのパフォーマンスを見せつけられても、目つきは鋭いままだ。
モチベーションは維持できているようだし……それなら、勝機はあるな。
魔王エンジェルに、真・最強プロデューサーに勝ちたい。
こんな凄いユニットに響を勝たせてやりたい。
闘志が、頭からつま先まで隅々まで伝播していく。
審査員から響を呼ぶ声が聞こえる。
「よし……行くぞ、響!」
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