過去ログ - 凌牙「神代兄妹の日常」 璃緒「おにあい!」
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102:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/15(土) 16:01:01.37 ID:7hbIwnzC0
数日後

凌牙「…熱は、もう大丈夫みたいだな」

璃緒「昨日から大丈夫だったじゃない…念のため、って1日余計に寝かせて…」

凌牙「念のため、だ」

璃緒「全く…凌牙は心配性なんだから…」

凌牙「それより…この前の話だが…」

璃緒「そういえば、今日って休みなんだっけ?一緒に映画とか行かない?それとも、ショッピングとか…?」

凌牙「話をそらすな、璃緒」

璃緒「っ!?」

凌牙「…璃緒、俺は…」

璃緒「ダメ…聞きたくない」

凌牙「これは、ここではっきりさせないといけない問題なんだよ…」

璃緒「でも…」

凌牙「璃緒、俺は、お前の想いに答えるわけにはいかない…」

璃緒「…何で?好きな人でもいるの?」

凌牙「違う…そういう問題じゃないんだよ」

璃緒「じゃあ…どういう問題なの…?」

凌牙「本気で言ってるのか…?俺達は兄妹だぞ?」

璃緒「っ兄妹だからって!そんなの…」

凌牙「兄妹だから、駄目なんだろうが…これは現実なんだぞ?実は義理の兄妹だった、なんて都合のいい展開はあり得ないんだ」

凌牙「大体、璃緒…お前のそれは、本当に恋心なのか?」

璃緒「…どういう意味?」

凌牙「そのままの意味だ…分からないか?」

璃緒「…分からない…」

凌牙「…まぁ、すぐに納得しろってのも無理な話か…元々、間違ってることくらいはお前も理解してるだろ?」

凌牙「しばらく…俺は家を出る」

璃緒「…え?」

凌牙「お前は一度頭を冷やして、しっかりと考え直すべきなんだ…俺がいたら、そんなこと出来ないだろ?」

璃緒「そんな…一方的にっ!?」

凌牙「話は知り合いにつけてあるから、俺の心配はしなくていい…お前はただ、自分のことを見つめ直しておけばいい」ギィ…

璃緒「り、凌…」

凌牙「じゃあな」バタン

璃緒「っ、凌牙、凌牙っ!?」

璃緒「何で…なんでっ!?」

璃緒「…ぅ…ぁ…」

璃緒「ぁあああああああ!?」


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