過去ログ - モバP「成宮由愛をお祭りLIVEに参加させる?」
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12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/12/12(水) 03:36:29.48 ID:8h0ZN2tK0
 三人を見送ると俺はレッスン場に歩いていく。二人の様子が気がかりだった。
 レッスン場のドアをあけると少女二人の美しい歌声が耳をふれる。
 トレーナーの指示の元、二人はデュエットに力を入れているようだ。息もあっており、見事な歌唱力を俺に披露してくれていた。
 指導のための中断などもなく最後まで歌い終えると、二人とも俺の姿を見つけてかけよってきた。そのことに苦笑しつつもトレーナーさんは笑って見逃してくれる。

「二人ともお疲れさま。調子はどうだい?」
「欠けたるはなき真円の月(完璧だって誉めてもらいました!)」
「後は会場の雰囲気にのまれなければ大丈夫だって、トレーナーさんが」
「そうか、頑張っているな」

 この前由愛だけ撫でてしまって蘭子から不服の眼で見られたので、今度は二人同時に撫でてあげる。今度は二人とも満足したようだ……俺は顔をトレーナーさんに向けレッスン終了の確認を取った。

「ええ、今日はこれで終わりね。そろそろレッスンをするのは姉さんの方がいいんじゃないかしら」
「お二人とも中々引っ張りだこですからね」
「今度予定を組むように言っておくわ、こんな逸材なら教えがいがあるでしょうから」

 トレーナーとしてやりがいがある、ということなのだろう。プロデューサーである自分としても悪い気はしない。
 トレーナーさんに礼をいい、着替えに行った二人を待つ。


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