過去ログ - まどか「だってわたしは、魔法少女……鹿目まどかだから」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/12/13(木) 23:29:00.69 ID:2b4Nvpqro
当然、走らなければならない距離は行きの倍以上にもなる。
ただでさえそんな回り道をしているのに、キュゥべえが曲がれと言った方向は、家とはまるで正反対だった。
QB「そろそろ疲れてきているだろうけど、仕方がないよ。 我慢してくれ」
まどか「そん……ぜえっ、そんな……はあっ、はあっ……」
QB「だってまどか…… 正面に見える、あの民家の屋根を見てみなよ」
まどか「へっ……?」
わたしはその曲がり角の辺りで、半ば立ち止まって息を整えながら、言われるままに前を向いた。
民家と言っても、あの辺りの建物はみんなそうだ。 ただ民家の屋根と言われても、どれを指すのかすぐにはわからない。
それでも、キュゥべえが何を言いたいのかは、はっきり理解できた。
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