過去ログ - まどか「だってわたしは、魔法少女……鹿目まどかだから」
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2012/12/20(木) 22:26:46.01 ID:owJF4dbao
まどか「……でも、もう時間がない」
キュゥべえが最後にほむらちゃんの位置を確認した時から、既に一時間は経過している。
以下略
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2012/12/20(木) 22:31:23.75 ID:owJF4dbao
迷っている間にも時間は過ぎていく。
わたしは悩むのをやめて、とりあえず他の場所を回ることにした。
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2012/12/20(木) 22:35:22.51 ID:owJF4dbao
後頭部がアスファルトに直撃し、目の前が真っ白になる。
心のなかでまどかに謝りながら激痛に悶えていると、おなかの上に重みを感じた。
おそらくは先ほどの動物――続けて聞こえた唸り声から察するに、猫のようだ――が乗っているのだろう。
以下略
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2012/12/20(木) 22:38:18.21 ID:owJF4dbao
まどか「……そうだよね、焦ったって仕方ないか」
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2012/12/20(木) 22:41:05.97 ID:owJF4dbao
毛色に同化していて気が付かなかったが、おそらく猫がくわえていたものだろう。
わたしの足元に落ちていたものを、餌かなにかだと思って拾いに来たのかもしれない。
慌てて周囲の地面を見渡すと、他にも煙に紛れて転がっているものが幾つかある。
以下略
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2012/12/20(木) 22:44:19.36 ID:owJF4dbao
まどか「ってことは……ほむらちゃんが?」
それ以外に考えられない。
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2012/12/20(木) 22:51:14.55 ID:owJF4dbao
――夢を見ていたような気がする。
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2012/12/20(木) 22:52:35.60 ID:owJF4dbao
彼女の胸から直接伝わってくる鼓動が、私を現実に引き戻す。
私は魔獣との戦いの最中、少し気を失ってしまっていたらしい。
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2012/12/20(木) 22:57:36.69 ID:owJF4dbao
「あなたと出会って、たくさんのことを教えてもらって、色んなあなたを見てきた」
「だけど最後まで、わたしは何も伝えられなくて……何の助けにもなれなくて」
以下略
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2012/12/20(木) 23:00:16.90 ID:owJF4dbao
「ごめんね……わけ分かんないよね……失望するよね」
「ほむらちゃんにとってのわたしは、大切な人の偽物でしか無いんだもんね」
以下略
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