過去ログ - まどか「だってわたしは、魔法少女……鹿目まどかだから」
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25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/13(木) 23:42:01.25 ID:2b4Nvpqro


QB「――伏せてまどか!」


折り曲げた肘がアスファルトにぶつかり、小さな痛みが走る。

構わず腕に力を込めても、重い下半身が枷になって動けない。
仮に動けたとしても、うしろには既にもう一体の敵が待ち構えているのだろう。

もう逃げることはできない。


それなのに、魔獣はしばらくの間、寝転んだようになったわたしに手を差し伸べたまま突っ立っていた。

少し腰を曲げれば手の届く距離に居るにもかかわらず、その最後の一歩を踏み出そうとしない。
まるで何かに気を取られているかのように、口を少し開けたまま、ぼんやりと遠くの方を見つめている。



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