過去ログ - まどか「だってわたしは、魔法少女……鹿目まどかだから」
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26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/13(木) 23:47:11.84 ID:2b4Nvpqro


まどか「……あっ!」


汗が流れこんでぼやけた目を擦り、もう一度見上げた時、わたしは初めてそれに気がついた。


モザイクのようなもので覆われた頭の真ん中に、いつの間にか何かが突き刺さっている。

あまり長くない棒状のもので、その形は矢に近い。
それ自身がぼんやりと光っているにも関わらず、濃い紫色の矢は、背景の夜空にすっかり溶け込んでいた。



「――遅れてごめんなさい、まどか」


背後から、親友の声が聞こえたその瞬間。

それまでしぶとく立っていた魔獣は、無数の矢で剣山のようになりながら、音も立てずに倒れこんでしまった。




…………………………




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