過去ログ - まどか「だってわたしは、魔法少女……鹿目まどかだから」
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2012/12/14(金) 20:29:58.76 ID:9ysba6wso
マミ「全部退治するのに、昨日は朝までかかったんだから」
まどか「原因は……何か、あるんですか?」
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2012/12/14(金) 20:31:39.38 ID:9ysba6wso
まどか「……あの、マミさん」
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2012/12/14(金) 20:34:19.57 ID:9ysba6wso
まどか「……あの、なんとかして会えませんか?」
マミ「会えませんかって……携帯電話の番号とか、知らないの?」
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2012/12/14(金) 20:36:33.98 ID:9ysba6wso
だから、どうしてもそれが何なのかを思い出したい。
そしてその手がかりになりそうな人は、ほむらちゃんしか居なかった。
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2012/12/14(金) 20:39:21.55 ID:9ysba6wso
まどか「えっ? あっ……大したことじゃないんですけど」
マミ「そう……? あっ、そうだ」
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2012/12/14(金) 20:42:53.81 ID:9ysba6wso
マミさんはベンチから立ち上がると、小さく伸びをした。
休み時間の終わりを告げる鐘の音が、壁の向こうでぼんやりと鳴るのが聞こえる。
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2012/12/14(金) 20:46:02.32 ID:9ysba6wso
マミ「もしそうなったら、私ひとりじゃ力不足かもしれないし…… やっぱり、あなた自身も、色々知っておくべきだと思うわ」
まどか「はい! ……ありがとうございます」
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2012/12/14(金) 20:49:41.77 ID:9ysba6wso
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2012/12/14(金) 20:52:09.45 ID:9ysba6wso
彼女……美樹さやかが唐突に居なくなったのは、ほむらちゃんが転校してきてからすぐの事だったと思う。
その頃のわたしは彼女が契約していたことも、魔法少女の存在すらも知らなかった。
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2012/12/14(金) 20:55:33.19 ID:9ysba6wso
あの時のわたしの動揺と言ったら……一週間以上もふさぎ込んでいたように思う。
わたしにとって、友人の存在は想像していたより遥かに大きいものだった。
あの時ほむらちゃんが頻繁にわたしを訪ねてきてくれなかったら、慰めてくれなかったら……
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2012/12/14(金) 21:00:54.76 ID:9ysba6wso
友人や家族のおかげで回復していくにつれ、わたしの中でその疑問はだんだん大きく、無視できないものになっていった。
そしてついにわたしは家を飛び出して、彼女の失踪した場所にたどり着き――
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