過去ログ - 医「不治科メンタルヘルスへようこそ。」
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59:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/12/15(土) 01:50:03.45 ID:f56He1B+0
医者「ふーん。ちなみにその日ってなんか彼女にとって特別な日だったりする?」

彼氏「えー・・・どうでしょう。前日は確か剣道の試合で僕も初めて応援に行きましたけど。」

医者「あっそう。彼女勝ったの?」
以下略



60:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/12/15(土) 01:50:38.13 ID:f56He1B+0
医者「あ、あと、もうだいたい彼女の病気になった理由はわかったんで、

私はこれで。お疲れ様〜。」

彼氏「え、えええ!?ちょっとちょっといくらなんでもそれはないでしょ!?
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61:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/12/15(土) 01:51:24.52 ID:f56He1B+0
医者「いやさ、冷静に考えてみ?いくら自分のことを彼氏が心配してくれたからって、医者をつれてきたらドン引きますよ彼女。」

彼氏「う゛・・・でもこのままじゃどうしようも・・・。」

医者「ま、ここはお医者さんらしくお薬でも出しますか。」
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62:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/12/15(土) 01:52:31.81 ID:f56He1B+0
医者「お薬です。ただ、飲ませる必要はありません。

らちが明かないと思ったら、こびんの栓を抜いて彼女の目のつかないところに置いといてください。3分くらいで効果が表れるんで。」

彼氏「はぁ。」
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63:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/12/15(土) 01:53:37.90 ID:f56He1B+0
―――――彼女の家。

彼女「久しぶりね。家に来るなんて。」

彼氏「うん。もう何年振りだろ。」(彼女・・・ひどくやつれてる・・・。)
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64:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/12/15(土) 01:55:03.04 ID:f56He1B+0
彼氏「・・・最近、全然会ってくれないよね。」

彼女「え、あ、ごめん・・・。でも、勉強しなくちゃだったからさ。ごめんね。」

彼氏「・・・うん・・・。そう・・・」
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65:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/12/15(土) 01:56:09.30 ID:f56He1B+0
彼氏「毎日一緒に帰るのが苦になったんでしょ。それならそれでいってよ。」

彼女「・・・」

彼氏「デートだって、毎週はやっぱりきついよね。でも、そりゃ、勉強は大事だけど、
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66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/12/15(土) 01:56:57.95 ID:f56He1B+0
彼女「嫌、いや、いや、いや!別れないで。ごめん。別れないで、別れたくない!

何年も、何年も思い続けて、でも言い出せなくて、でも告白してくれて!

すごくうれしくて!うれしかったのに!いや!別れたくない!いや!いや!」
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67:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/12/15(土) 01:57:28.23 ID:f56He1B+0
彼氏「お、おれだって!別れたくなんて!ない!でもなんであんな理由で!デートを断ったんだ!」

彼女「振り向いてもらえると思ったから!告白してくれた時みたいに!」

彼氏「え?」
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68:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/12/15(土) 01:57:54.77 ID:f56He1B+0
彼女「あなた、私に告白してから、全然振り向いてくれなかったから!」

彼氏「そんな、ぼくはあれから君から目をそらしたことなんて一度もないのに!」

彼女「じゃぁなんであれから抱きしめてもくれないの?手もつないでくれないの!?頭を撫でてもくれないの!?」
以下略



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