503:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/23(日) 19:05:01.59 ID:ThECvvW60
…これが、最期になるかもしれない
最期なら、ありったけの睡眠薬を飲んで
永遠の眠りにつこう
504:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/23(日) 19:07:41.73 ID:ThECvvW60
……生きている
全く魔法少女というのは丈夫なものだ
またベランダ
505:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/23(日) 19:10:09.36 ID:ThECvvW60
…部屋の扉
どうしても、そこから進む勇気がでない
やっぱり、私は弱虫だ
506:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/23(日) 19:13:14.44 ID:ThECvvW60
…一気に脱力し、床にバタと倒れこむ
ほむら「うぐぅ…」
507:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/23(日) 19:16:54.21 ID:ThECvvW60
どうやら、あの時に私の体を乗っ取ったようである
意識はハッキリするが
体が操られているために力が込められない
508:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/23(日) 19:20:52.46 ID:ThECvvW60
…我を満足させろ
そんな黒い声が響いてくる
509:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/23(日) 19:24:52.91 ID:ThECvvW60
苦しい、張り裂けるような痛みが走る
だが、苦痛に歪む姿だけでは満足してくれない
510:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/23(日) 19:27:17.75 ID:ThECvvW60
ほむら「はい…私はあなたに尽くす、奴隷です…」
機械のように、プログラムされた言葉通りに喋る私
王様の、独りよがりなのだろう
511:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/23(日) 19:29:48.90 ID:ThECvvW60
震える手で、私は自分の服を脱ごうとする
必死で止めるが、意識しようとしてもできない
512:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/23(日) 19:31:45.74 ID:ThECvvW60
ほむら「…?」
さっきまでの、あの幻聴と幻覚が嘘のようだ
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