2: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2012/12/15(土) 16:56:39.64 ID:xHAHqzya0
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胸糞悪い、少女であろうが老婆であろうが女を傷付け乱暴する下種共。
この子が何をされたか想像するだけで世の全てを破壊し尽くしたくなるが、奴等を殺したからか少し楽になった。
俺の貶そうが嘲笑おうが構わない、危害さえ加えなければ。
だが俺の世界で俺の気に入らない事をした奴は殺す。
世界は俺の物、俺の為に存在する。
だから全てが上手く行く。
この少女は俺の世界に住んでいるから守った、奴等は俺の世界に住むに値しないから殺した。
唯それだけだ。
おっ、目を覚ました様だ。
「大丈夫かい?」
俺は本気で心配している、俺が言うのだから間違いない。
「助けてくれたの?」
俺に何の疑いも持たずに聞いてきた、まだ望みを捨ててはいなかったのか。
「ああ、だから今日から君は俺の物だ」
当たり前、俺がそうしたいからそうする。
「…分かりました」
誤解の無いように言っておくが脅迫はしてないし、乱暴するつもりも監禁するつもりも無い、これは彼女の意志だ。
それに俺は乱暴され傷付いた女に気を付けて帰るんだよ、とかもう大丈夫だよ、とか言う奴は大嫌いだ。
大丈夫な訳がないし彼女はこれから先の人生をどう生きて行かなきゃならないんだ。
俺が誰よりも幸せにする、俺が決めたんだからそうなるに決まってる。
「君、名前は?」
「アゼリア…あなたは?」
名前…名前か名前は、ステファン…良い感じだな、俺が決めたんだから間違いない。
「俺はステファン、アゼリア、俺が君を幸せにする」
あと一つ、
「誰にも傷付けさせないし、俺が守る」
今決めた、今日決めた。
「ステファン…私は何をすればいいの?」
何をすれば? 幸せになればいいんだけど俺が幸せにしなきゃならない。
ああ、止めた、考えるのは止めた。
「アゼリア、買い物に行こう」
「何を買うの?」
買う物なんてない彼女が幸せに為ればいいのだから。
「アゼリアの幸せだよ」
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