過去ログ - 恵・澪『ロスト☆ユニバース?』ケイン「さぁ、ビジネスの始まりだぁ!」
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1: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2012/12/16(日) 14:10:57.15 ID:k5le41eIo
けいおん!とロスト☆ユニバースのクロスです。

注意

百合あり。と言うか沢山あり。
ロスト☆ユニバースはアニメ版の設定かつ、その後のお話として書いています。
ただし、アニメ版で触れられていない部分は原作の設定を持って来ている所もあります。

それでは始めますです〜。

表紙みたいなの。
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2: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2012/12/16(日) 14:13:19.39 ID:k5le41eIo
学園祭が終わってからしばらく経つ桜が丘。

そろそろ冬休みも見えてくるこの学校には、今日も最終下校時間がやって来ていた。

これから静寂が訪れようとしている校舎の中……そこに、生徒会長・曽我部恵の姿があった。
以下略



3: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2012/12/16(日) 14:15:13.83 ID:k5le41eIo
涼しげな瞳が美しい、クールな容姿。しかしそれに相反する、どことなく優しく穏やかな雰囲気……

特に成績などを確認しなくても、彼女の放つ空気だけで大抵の者は悟るだろう。

『彼女は有能な人物なのだ』と。
以下略



4: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2012/12/16(日) 14:17:26.23 ID:k5le41eIo
窓の外には少数の生徒の姿がポツポツと見えるが、校内にはほとんど人の気配は無い。

もう大多数の生徒が帰ってしまったようだ。


以下略



5: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2012/12/16(日) 14:19:48.93 ID:k5le41eIo
それを確認すると、恵はサッと柱の影に隠れた。

恵(澪たん!)

そう。彼女の後輩、秋山澪である。
以下略



6: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2012/12/16(日) 14:21:13.94 ID:k5le41eIo
そう。恵もまた、澪のファン……いや、超絶大ファンの一人だった。

なんと言っても、前述のファンクラブの会長を勤めているほどなのだから。

恵(あああっ可愛い可愛いわ! でも一人でどうしたのかしら?
以下略



7: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2012/12/16(日) 14:23:41.08 ID:k5le41eIo
恵(それに、こんな偶然は他に無いもの。
これは今日は絶対に澪たんを見守りなさいと言う神様の思し召しっ!)

内心大歓喜しつつも、澪に気付かれないよう冷静かつ素早い動きで靴を履き、彼女について外に出る。

以下略



8: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2012/12/16(日) 14:25:13.13 ID:k5le41eIo
恵(綺麗……
まるで、今この世界には私と澪たんしか居ないみたい……)

それは切なく寂しい世界だろうが、それ以上に甘美なものを感じさせた。

以下略



9: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2012/12/16(日) 14:26:44.88 ID:k5le41eIo
それは黒い影のような『何か』で、遠い遠い空の向こうにある。

しかしその『何か』は、猛スピードでこちらへと飛んできていた。

恵(……えっ? このままのコースだと……)
以下略



10: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2012/12/16(日) 14:28:27.24 ID:k5le41eIo
『あれ』は異質だ。

このまま放っておけばとんでもない事になる──恵は直感でそう悟ったのだ。

恵が駆け出した時の、彼女と澪との距離は数メートル。対して澪から黒い影までは数百メートルと言ったところか。
以下略



11: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2012/12/16(日) 14:29:43.17 ID:k5le41eIo
恵「澪たんっ!」

澪「えっ?」


以下略



12: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2012/12/16(日) 14:30:51.38 ID:k5le41eIo
恵(痛った……
──!?)

黒い影がどうなったのかを確認しようとした恵は、喜びに目を見開く。

以下略



13: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2012/12/16(日) 14:32:17.48 ID:k5le41eIo
澪「む、むーーーーっ!?///」

恵「むふ///」

もちろんこれは狙ってやったのではない。偶然が生んだ産物と言うやつだ。
以下略



14: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2012/12/16(日) 14:33:55.16 ID:k5le41eIo
澪「むむぅ〜〜〜〜っ!///」


ゾワッ。

以下略



15: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2012/12/16(日) 14:37:18.82 ID:k5le41eIo
……しかし。


ドウンッ!

以下略



16: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2012/12/16(日) 14:39:24.74 ID:k5le41eIo
『何か』が飛んで来た方を向くと、夕日を背に立つ男と女。

男は右手に白い筒を持っていて、そこからはビームか何かだろうか? 光の刃が伸びている。

恐らく、これで先程の輝く何かを飛ばして『影』を撃退してくれたのだろう。
以下略



17: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2012/12/16(日) 14:40:39.83 ID:k5le41eIo
???「危なかったな。大丈夫だったか?」

????「何言ってるのよ。
貴方が二人のキスを眺めたりしなければ余裕で助けられてたじゃない」

以下略



18: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2012/12/16(日) 14:42:40.72 ID:k5le41eIo
恵と澪はこの一連の出来事に混乱していたが、二人共その事を忘れてあの男女……いや、男の姿に目を奪われていた。

なぜなら男は、それだけを見たら女性でも通ると思われる程整った顔立ちをしている……

と言うのもあるのだが──
以下略



19: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2012/12/16(日) 14:44:53.58 ID:k5le41eIo
挿し絵
myup.jp


20: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2012/12/16(日) 14:47:19.47 ID:k5le41eIo

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この現代では、明らかに浮いた格好をしている人間を目の当たりにした為に混乱や恐怖を少しだけ興味が上回ったか、
恵が立ち上がって言った。
以下略



21: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2012/12/16(日) 14:49:00.03 ID:k5le41eIo
???「よしっ、ならオレがマントの素晴らしさを語ってやる! とりあえず一週間くらい時間取れるな?
まずは座れる場所へ行こう……」

????「まあまあ。今はそんな話をしている場合じゃないでしょ?」

以下略



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