3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/17(月) 00:20:38.04 ID:nmoOh3NN0
風がうなり声をあげている。ビュウ、ビュウ、と吹いている風は、多分に湿気を含んでいて冷たく、重い。それは空高くでも同じなのか、嵐の忘れ物のように残されている雲がかなりの速さで流れている。
見上げると、空は夕暮れ時で、黄金色に染まっていた。だが、まだ沈んでいないはずの太陽の姿は、雲の合間からも見ることはできない。
1002Res/584.04 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。