過去ログ - まどか「恋ひ慕ふ窓から夜明け見ゆる君思ひを頼りに文(ふみ)を送らば」
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2: ◆2DegdJBwqI[saga]
2012/12/18(火) 06:01:16.90 ID:/6NUcFQm0
「ほむらちゃん大好き…」

「でも出会ってもう数カ月経つのに全然仲良くなれてない…」

「あんなに私の事を気にかけてくれるんだから嫌われてはないと思うんだけど…」
以下略



3: ◆2DegdJBwqI[saga]
2012/12/18(火) 06:02:26.28 ID:/6NUcFQm0
「…でも気持ち悪いって思われたらどうしよう。友達にすらなれなくなっちゃうよ」

「…このまま何もせずにいたら結局今の友達ですらない関係のまま。

ママも言ってた。いざって時は間違えてみるのも手だって」
以下略



4: ◆2DegdJBwqI[saga]
2012/12/18(火) 06:13:58.59 ID:/6NUcFQm0
〜☆

「おはようパパ」

「おはようまどか。今日はいつもより早く登校するんだろう?
以下略



5: ◆2DegdJBwqI[saga]
2012/12/18(火) 06:14:58.43 ID:/6NUcFQm0
パパが私の手元の封筒を一瞥する。

そこには私の大好きな人への思いをしたためた大切な文が入っています。

簡単に言ってしまえば恋文、ラブレター。
以下略



6: ◆2DegdJBwqI[saga]
2012/12/18(火) 06:16:31.38 ID:/6NUcFQm0
「私、頑張ってくるよ」

「うん、僕もまどかの思いが相手に伝わることを家からだけど祈ってるよ」

パパ、言ってなかったけどその相手は女の子なんだよ…。
以下略



7: ◆2DegdJBwqI[saga]
2012/12/18(火) 06:18:15.37 ID:/6NUcFQm0
〜☆

通学路を足早に歩く。

前日にさやかちゃんと仁美ちゃんには今日は先に行くと伝えておきました。
以下略



8: ◆2DegdJBwqI[saga]
2012/12/18(火) 06:19:37.99 ID:/6NUcFQm0
…これは予想外です。

ほむらちゃんが来る前にラブレターを下駄箱に入れておこうと思っていたのに。

仕方ない。
以下略



9: ◆2DegdJBwqI[saga]
2012/12/18(火) 06:24:13.96 ID:/6NUcFQm0
「ほ、ほむらちゃんおはよう!」

「おはよう鹿目まどか」

近づいてみるとほむらちゃんは足元の何らかの束らしきものを整理していました。
以下略



10: ◆2DegdJBwqI[saga]
2012/12/18(火) 06:40:58.30 ID:/6NUcFQm0
それはまさしく山と表現するしかない量で何十枚

…おそらく五十枚以上はあるはずです。

「ほむらちゃんって朝早いんだね」
以下略



11: ◆2DegdJBwqI[saga]
2012/12/18(火) 06:46:22.03 ID:/6NUcFQm0
こんなにラブレターを貰ってるなら今更私のラブレターなんて渡した所で…。

それにラブレターで告白する人だけじゃなくて直接告白する人もいるわけだし…。

それにしてもほむらちゃん大変そう。
以下略



12: ◆2DegdJBwqI[saga]
2012/12/18(火) 06:48:19.49 ID:/6NUcFQm0
「せ、整理するの手伝おっか?」

「いえ。これは私がやらなくてはならない事だから。気持ちだけ有難く受け取っておくわ」

「そ、そっか…」
以下略



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