過去ログ - ほむら「“サヨナラ勝ち”ってどういう意味?」あすみ「知りたいの?」
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14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/18(火) 21:56:07.77 ID:Taj/XaSa0
QB「君には説明不要だと思うけどね。理由は簡単さ。魔女化する条件を満たさないからだよ」

QB「ソウルジェムへ極端に穢れが溜め込まれることは、当面ないと考えられるね。彼女の絶望につながるような原因は今のところ存在しない。彼女は他人の不幸を願っていて、その願いは順調に叶えられている」

QB「彼女を絶望させる原因になり得るのは、他人の幸福くらいだろうね。だけど、どれほど幸福な人間でも、彼女に関係すると例外なく不幸になる。彼女の周囲には、彼女の願いどおりに不幸になる人間しかいない。だから、彼女が絶望することは現在あり得ないんだ」

ほむら「・・・・・・やはり、そうなのね」

杏子「あんた、単刀直入とか言ってたのに、そんなタルい質問するほど暇なのか?」

ほむら「あなたは・・・・・・私の意図が分かっているのね」

杏子「当然。あたしたちの本来の仕事を考えれば、分かり過ぎるくらいさ」

さやか「要するに、あの子を魔女にして、それを私たちが退治しなくちゃ、ってことね」

杏子「そのとおり。だから、質問するんだったら“あのガキはいつ魔女になりますか”なんていう悠長なものじゃなくて、“あのガキを今すぐ、確実に魔女へ変えちまう方法は何ですか”っていう方が正しいのさ」

ほむら「私は魔法少女同士の戦いを望まない。私たちの敵は、魔女だけよ」

杏子「あのガキと関わる人間がどんどん不幸になるんだったら、そんなのもう、魔女と同じだろ。最初から気にくわない奴だと思ってたけど、半端ない迷惑レベルだ」

さやか「いくら魔女退治が上手くても、自分自身が魔女と同じことしてるんじゃ、おかしいよね」

杏子「あたしにだって分かるぞ、最悪のシナリオが。あのガキがいる限り、世の中の人間がどんどん不幸になる。最後には死に絶える。生き残るのはガキの願いが効かない魔法少女と、魔女くらいだ。・・・・・・おい、キュゥべえ、違うか?」


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