過去ログ - ほむら「“サヨナラ勝ち”ってどういう意味?」あすみ「知りたいの?」
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36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/19(水) 20:31:37.17 ID:1dC4Z2gL0
ほむら「それは知らないわ。いずれにせよ、私たち魔法少女に対しては、記憶に関する攻撃が有効だと分かった。私たちも、あの子もね」

さやか「うん。それにしてもさ」

ほむら「何?」

さやか「ああいう相手の場合、私や杏子の戦い方には限界があるって、改めて思い知らされたわ」

ほむら「・・・・・・」

さやか「遠くからの精神攻撃を防ぎながら、接近して斬り込む。・・・・・・これしか方法がないと思うんだけど、今んとこ、実現できるか全然分からないよね」

ほむら「正直言うとあの子に関しては、攻撃面でも防御面でも、弱点などの決定的に役立つ情報がない。だから、作戦を立てられない。魔女狩りを一緒にやっていた時、もっとよく観察しておくべきだったわ。完全に決裂した今は、もう調べることができない」

さやか「お? 後悔するような発言とは転校生らしくない」

ほむら「あなたが私にどんなイメージを持っているのか知らないけど」

さやか「思ったんだけど、あすみちゃんって、ひとによって出してもいい情報をすごく選んでるんじゃない? 生い立ちとか昔ひどい目に遭ったこととかはペラペラ喋るけど、一緒に魔女退治するようになっても、自分の魔法について全然言わない。それって多分、言う必要がないし、言ったら自分に不利になるって思ったからじゃないかな。実際、こうしてあの子と私たちは戦うことになっちゃったんだし」

ほむら「そうだと思う。良くいえばすごく頭がいいし、悪くいえば狡猾。聞かされた話が全て事実だとすれば、あの子は私たちよりはるかに多くの大人、しかも、いわゆる裏の社会にいる大人に囲まれて育ってきたことになるものね」


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