過去ログ - まどか「同じ道 あなたとわたしが 歩む時」
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16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/18(火) 22:47:27.69 ID:AhKyMhs7o

さやか「ほ、ほむらああああああっ」

仁美「あ、暁美さん しっかり...しっかりしてください...」

さやかと仁美がほむらに駆け寄る。

一生のうちに見なくて済めば嬉しい光景の一つであろう。


ほむらはもう時間があまりないことを悟りながらも、

ひしゃげた腕をそっと伸ばす。
さやかは手を握り、涙を流す。
赤い液体が溢れ、
橙色のようなゼリー状の物質が飛び散っていた。
それらがほむらの綺麗な黒い髪を染める。
仁美がほむらの傷を塞ごうとするも、
もうとっくに手遅れだった。


まどかはその光景を理解していた。



だけど、理解したくなかった。



しかし、まどかは理解することになる。


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