過去ログ - まどか「同じ道 あなたとわたしが 歩む時」
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40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/21(金) 23:12:18.87 ID:hO8eP4aao

ほむらは状況を理解できていないようだった。
それもそうであろう、ずっと会うことができないと思っていた人に会えたのだ。

ほむら「...」

声にならない声を出していた。
嬉しかった、嬉しかった。

まどか「...」

まどかは理解していながらも、声になっていなかった。
このままいつまでも時間が流れていきそうであったが...

沈黙が破られた。

ほむら「ま、まどかなの?」

たくさんの思いが頭を廻って、廻って...
やっと捻り出した言葉である。


ほむらが今表現できる限界の言葉であった。

まどかはそっと答える。

まどか「うん、まどかだよ...」


ペタンッ


言い終わった瞬間に、ほむらが膝から崩れてしまった。

まどか「だ、大丈夫? ほむらちゃん!!」

まどかは驚き手を貸そうとする。

ほむら「えぇ... ちょっと嬉しすぎて、嬉しすぎて...」


エッグエッグ


ほむらの嗚咽が響く。



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