過去ログ - まどか「ほむらちゃんと凄く仲良しになりたい」
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341: ◆2DegdJBwqI[saga]
2012/12/25(火) 11:42:52.48 ID:Tm9ZgNDG0
「じゃ、じゃあほむらちゃん。あーん」
  
「あ、あのねま、まどか。恥ずかしいからあまりこっちを見ないで…」

先ほど私にあーんした時にはあれほどなんともなさそうだったのに、
以下略



342: ◆2DegdJBwqI[saga]
2012/12/25(火) 11:44:15.34 ID:Tm9ZgNDG0
「ほむらちゃんは私にあーんするの恥ずかしくなかったの?」
  
「もし手元が狂ったら可愛い可愛いまどかの口の中を傷つけてしまうでしょ?

恥ずかしがっている場合ではなかったのよ」
以下略



343: ◆2DegdJBwqI[saga]
2012/12/25(火) 11:57:46.26 ID:Tm9ZgNDG0
ごくりと息を呑み込んだほむらちゃんはギュッと目を瞑り、

大きく口を開け勢いよくこちらに向かって飛び込んできました。
  
「わっ!わっ!ほむらちゃん!めっ!」
以下略



344: ◆2DegdJBwqI[saga]
2012/12/25(火) 12:00:15.11 ID:Tm9ZgNDG0
…これは予想以上に恥ずかしいです。

ほむらちゃん、

そしておそらく間違いなく私も顔が真っ赤になりました。
以下略



345: ◆2DegdJBwqI[saga]
2012/12/25(火) 12:04:38.72 ID:Tm9ZgNDG0
「どう?おいしい?」

「…ごめんなさいまどか。緊張しすぎて良く味わう前にうっかり飲みこんでしまったわ」

「もう、ほむらちゃんたら」
以下略



346: ◆2DegdJBwqI[saga]
2012/12/25(火) 12:09:57.12 ID:Tm9ZgNDG0
〜☆

それからしばらくして徐々にコツをつかんだ私達は、

互いの口に箸を順番で効率良く向け続けています。
以下略



347: ◆2DegdJBwqI[saga]
2012/12/25(火) 12:11:50.41 ID:Tm9ZgNDG0
ふと自分の膝元を見るとほとんど手つかずのお弁当がありました。
  
「あのね、ほむらちゃん」
  
「なにかしら、まどか」
以下略



348: ◆2DegdJBwqI[saga]
2012/12/25(火) 12:13:12.89 ID:Tm9ZgNDG0
私達のしようとしている行為は間違いなく無意味で支離滅裂です。

でもその行為のまとまりのない意義は決して不愉快なものではなく、

なんだか理由もなく互いの心が通っているようなそんな気持ちにさせるものでした。


349: ◆2DegdJBwqI[saga]
2012/12/25(火) 12:16:14.40 ID:Tm9ZgNDG0
「はい、まどか。あーん」

そう言いながらにっこりするほむらちゃんを見て、

私はこれからしなくちゃならない告白という案件を、
以下略



350: ◆2DegdJBwqI[saga]
2012/12/25(火) 12:17:21.86 ID:Tm9ZgNDG0
〜☆

名残惜しいけれど最後の一口がほむらちゃんの手により私の口に運ばれます。
  
「ごちそうさまでした」
以下略



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