過去ログ - 【咲:安価】京太郎「……家が無い」桃子「20っすよ、京ちゃんっ!」【鶴賀】
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111: ◆tXdh2WZ0lM[saga]
2012/12/20(木) 20:24:58.86 ID:l7Rp1gQl0
桃子「どれだけ、辛くて、怖い思いしっ、たと思っ、うっ、すか!」

桃子「どれっ、ほどいた、かった、と思ってる、っすか!」

ぼろぼろと、ぼろぼろと。

桃子「どんなに、悲しか、った、と、思ってる、っすか!」

桃子「ふざっ、ふざけ、ふざ、ふざけるな、っす!」

京太郎「……モモ」

どんどんと彼の胸を叩く。

今までの私の不満と不安をすべてそこに込めて。

どん、どん、と。

桃子「っく、どれ、だけ、っ、つらい、と!」

桃子「この、途方にくれっ、ていた、気持ちが、京ちゃ、んっ、にわかる、っすかっ!」

京太郎「……ゴメンな」

京太郎「きりのいいところでやめようとは思ってたんだけど……思いのほかモモが可愛いくて」

桃子「人の泣き、顔をっ、可愛い、なんてっ、そんな、性質の悪っ、いこと、言うな、っす!」

京太郎「……それに、モモの俺の愛しようを聞いていると、嬉しくなってさ」

桃子「――っ!」

京太郎「ごめんな」

ふわり、と彼の腕がぽんぽんと叩く私の体を包む。

やはり暖かくて、やはり気持ちが良くて、やはり愛しい。



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