過去ログ - 【咲:安価】京太郎「……家が無い」桃子「20っすよ、京ちゃんっ!」【鶴賀】
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180: ◆tXdh2WZ0lM[saga]
2012/12/22(土) 00:33:22.83 ID:h1ZkfgJ80
京太郎「ただいま」

桃子「えっと、こんにちはっす!」

叔母「おう、お帰り、んでこんにちは」

すぐに叔母さんが迎えに来る。

人がいないから。

休憩しているわけでもなく、本当にたまたま人がいなかったからこうして俺達の元にやってきた。

叔母「えっと……遊ぶんだよな」

京太郎「そうだけど……えっと、その前に」

叔母「ん?」

……ふ、と彼女に視線が落ちる。

その先には、繋がれた腕。

叔母「……ふーん」

顔を上げた叔母さんはニヤリと笑っていた。

なんか全てを悟ったように。

悪戯っぽく笑っていた。

叔母「……言いたいことがあるんだな?」

桃子「え、あ、はい、そうっす!」

叔母「そうかそうか……うん」

叔母「……んじゃ、聞いてやるよ、どうせ暇だからな」

からから笑いながらそういう。

そして、黙りこくって俺達の方をじっと見た。

ニヤニヤ顔は止まらない。

京太郎「……」

ああ、もう絶対気がついているよ、この人。

くっそ、なんかむかつく。

桃子「えっと……っすね」

桃子「その……」

桃子「……あとは頼んだっす」

京太郎「はやいな、おい!?」

叔母「いいじゃねぇか、いつだって女を支えるのは男だぜ?」

京太郎「支えてもらう人もいn――」

叔母「――何か言ったか?」

京太郎「いえ、何も」

叔母「ならいい」

叔母「ほら、早くしろよ、客が来るだろ?」

京太郎「……」

すぅ、はぁ、すぅ、はぁ。

うむ、やっぱり羞恥心なんて消えるはずが無い。

くそう、全部俺に押し付けやがって。


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