過去ログ - 【咲:安価】京太郎「……家が無い」桃子「20っすよ、京ちゃんっ!」【鶴賀】
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僕はぐう畜じゃない信じてくれよおぉっ!
◆tXdh2WZ0lM
[saga]
2012/12/20(木) 00:04:53.54 ID:l7Rp1gQl0
京太郎「……」
桃子「……京……ちゃん?」
京太郎「……その前にさ、一つだけ、大切なことを話させてくれ」
桃子「……私の告白は大切じゃないっすか?」
京太郎「そうじゃないけど」
そんなわけないけれど。
京太郎「……それを答えるには、知っていて欲しい」
京太郎「いや、知らなければいけないんだ」
桃子「……?」
……とくん、と心臓がはねる。
さっき、モモに告白された時になった、まるで春の音色を告げるような優しい音色じゃない。
それになぞらえて言うなら、冬の到来を予期するような、不安そうな音色。
京太郎「……聞いてくれるか?」
桃子「よくわからないっすけど……」
桃子「それが、それほどまでに大切なら私は喜んで――」
桃子「――あ、喜ばしいことじゃないっすかね、えっと……」
桃子「……ともかく、ちゃんと聞くっす!」
京太郎「……そうか」
桃子「っす!」
京太郎「……誰にも話さないと約束してくれるか?」
桃子「嘘ついたらハリセンボン飲んでやるっすよ!」
京太郎「……そうか」
……言わなければならない。
断らないのなら言わなければならないんだ。
……こんな障害が付きまとってしまう。
母親への恨みつらみがさらに貯まった。
京太郎「……俺さ」
彼女を腰に抱きつかせたまま話す。
人のいない公園。
それなら、二人が喜ぶ形で話そうじゃないか。
京太郎「……借金、してるんだ」
桃子「えっ……?」
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