過去ログ - 【咲:安価】京太郎「……家が無い」桃子「20っすよ、京ちゃんっ!」【鶴賀】
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ところで、三週目の需要はあるみたいですが、高校はまた変更ですかね?
◆tXdh2WZ0lM
[saga]
2012/12/20(木) 00:12:55.06 ID:l7Rp1gQl0
京太郎「性格には俺の叔母さんが……かな?」
桃子「……あの、叔母さんっすか?」
京太郎「……ああ、そうか、あったことあったっけ」
桃子「ええ、あるっす」
桃子「……そんな、借金しそうな人に見えなかったっすけど――」
京太郎「そりゃそうだよ、叔母さんは借金なんかしてないんだから」
京太郎「したのは俺の母親で、押し付け先が俺の叔母さんだ」
桃子「……いくらっすか?」
京太郎「500万」
桃子「ごひゃっ――」
京太郎「しーっ!」
桃子「むぐ――っ」
……流石に他の人の耳に入るのはいけない。
だから、驚きのあまり叫ぼうとする彼女の口を無理やり押さえる。
京太郎「……静かに、な?」
桃子「……ぷはっ」
桃子「えっと……マジっすか?」
京太郎「こんな大切な時間で嘘をつくと思うか?」
桃子「……」
桃子「……期限、は?」
京太郎「二ヶ月――だから、あと45日かな?」
桃子「むぐっ――!」
今度はモモは自分で口をふさいだ。
……そんな単純な仕草が可愛らしい。
彼女を受け入れると決めたからこそ、受け入れたたいと思ったからこそ。
よけいに、可愛らしい。
京太郎「……で、貸してる相手はヤクザ」
桃子「……そろそろ驚きが許容範囲を超えてきそうっす」
京太郎「俺もそんな感じだったよ」
京太郎「でも、これは全部事実なんだ」
京太郎「全部全部、本当に俺の周りに起こっていることなんだ」
桃子「……」
とくんとくんと警鐘が鳴る。
こんなこといわなければ、今頃キスの一つでもできていたんだろうか、なんて童貞思考。
……でも。
俺だって彼女が好きだから。
そんな騙すようなことは出来ない。
京太郎「……だから、俺はいつか死んでしまうかもしれない」
それなのに、話さないわけには行かないだろ。
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