過去ログ - 【咲:安価】京太郎「……家が無い」桃子「20っすよ、京ちゃんっ!」【鶴賀】
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540: ◆tXdh2WZ0lM[saga]
2012/12/24(月) 00:28:31.92 ID:aWZkVXSO0
桃子「……」ジィーッ

睦月「……」

桃子「……」ジィーッ

睦月「……あの、京太郎君」

京太郎「どうしました?」

桃子「何かすっごい強い憎悪を向けられてる気がするんだけど」

京太郎「いや、そこまでひどいもんじゃないと思います」

ただの、羨ましいなーっていう視線だ。

俺だってひしひしと感じている。

睦月「……私何かやったのかなぁ?」

京太郎「……いや」

間違いなく睦月先輩は何もやっていない。

逆に言えば、俺といるだけで何かをやっていることになる。

なんていったって……なぁ?

……まあ、話すべきだろう。

ここまで、こんな感情を向けられていて、隠すことなんて出来ないだろう。

京太郎「……実はさ」

睦月「うん」

京太郎「俺とモモ、付き合うことにしたんだ」

睦月「……えっ?」

京太郎「嘘じゃないです」

睦月「……え、本当に?」

京太郎「本当ですとも」

ツモ切りに設定して後ろを振り向く。

すごく驚いた表情で俺とモモを交互に指していた。

睦月「いや……え、えぇ!?」

京太郎「そこまで驚くことですか?」

睦月「そりゃ、驚くってだって――」

智美「どうしたー?」

睦月先輩が指差す方向から声が聞こえる。

麻雀が一時中断したようだ。

……まあ、こんなに大声で話していたら当然そうなるかもしれないけれど。

桃子「……もしかして」

京太郎「もしかしなくても、っす」

桃子「じゃ、もう宣言してもいいっすよね!」

キラキラ、とモモの表情が輝いた。

さっきまで不満そうに口をつむんでいた人と同じ人とは思えない。

桃子「私、東横桃子は須賀京太郎とお付き合いしてるっす!」

そして、俺の返事を待たずに彼女はそう高らかに宣言した。

睦月先輩含めて、四人がポカンと口を開いた。


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