過去ログ - 【咲:安価】京太郎「……家が無い」桃子「20っすよ、京ちゃんっ!」【鶴賀】
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847: ◆tXdh2WZ0lM[saga]
2012/12/26(水) 23:41:48.32 ID:cjSB0UNr0
京太郎「……そうだ、健夜さん」

健夜「ん?」

京太郎「いや……」

京太郎「……んー」

報告するべきだろうか。

いや、でもなんだかんだお世話になってるし……まあ、言うべきだよな。

健夜「どうしたの?」

俺の顔を覗き込むように聞いてくる。

よし、と心に決めて、口を開いた

京太郎「いや、実はですね」

京太郎「……彼女が出来たんですよ」

健夜「」

ぴた、と健夜さんの時が止まった。

年に似合わないくりくりっとした瞳が完全に光を失ってる。

健夜「」

京太郎「あ、あのー……」

健夜「あ……」

健夜「あてつけ……?」

健夜「それ私に対するあてつけなのかな?」

京太郎「……はい?」

眼に光が宿らないまま再起動してしまった。

怖いよ、この人怖いよ。

健夜「28になって彼氏の一人も出来ない私へのあてつけなのかなぁ!?」

京太郎「いや、ちょ、健夜さんっ!」

健夜「あははっ、高校一年生でさえ彼女を作ったのに、私は?」

健夜「ねぇ、私は?」

京太郎「いや、聞かれても!?」

京太郎「ちょっ、落ち着いてください!」

健夜「うるさいよ、この勝ち組っ!」

京太郎「落ち着いてください、まだ勝ってません!」

健夜「結婚なんて人生の終着点だもんね!」

健夜「私はまだまだ人生を楽しみたいの、だから結婚しないの!」

京太郎「だから落ち着いてくださいってば!」

京太郎「というか、俺だって結婚してませんし!」

健夜「どーせ18になったらすぐ結婚しようとか言ってるんでしょ?」

健夜「このド変態っ!」

京太郎「なんで俺がなじられなきゃいけないんですか!?」

健夜「あー、もー、やーだーっ!」

光の返ってきた瞳を瞑って、彼女は駄々をこねていた。

やべぇ、地雷踏んだ。



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