過去ログ - 【咲:安価】京太郎「……家が無い」桃子「20っすよ、京ちゃんっ!」【鶴賀】
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851: ◆tXdh2WZ0lM[saga]
2012/12/26(水) 23:50:22.05 ID:cjSB0UNr0
健夜「折角独身仲間ができたと思ったのに……」

京太郎「花の高校生活はまだ始まったばかりなんです」

健夜「うるさい、どうせ、女の子のお花をいじる高校生活なんでしょ!」

京太郎「道端で何を言ってるんですか、貴方!?」

……酔っ払ってるのかこの人。

褒めることもなく、ただ彼女は自分を自虐してる。

京太郎「落ち着いてください、ね、ね?」

健夜「……恋人のいる人は大人でいいねー」

健夜「だから、私はまだ子供、だから落ち着かない!」

京太郎「子供ですか!?」

健夜「子供だもんっ!」

健夜「恋人の一人も出来ないお子様だもんっ!」

健夜「うわああああぁぁんっ!」

京太郎「ちょっ、流石に泣くのは――」

健夜「まあ、嘘泣きだけどね」

京太郎「……」

健夜「……さて」

健夜「ひとしきり呪詛をはいた後で……おめでとう、京太郎君」

京太郎「ありがとうございます」

健夜「お祝いに、一生女の子と触れられない呪いを掛けてあげる」

京太郎「健夜さん、まだ抜けきってません」

健夜「いいの、人は誰しもどこかで闇を抱えて生きてるんだから」

健夜「そんなわけで、お呪いに会った女子皆から『……あれ、何かくさくない……?』って聞かれる呪いを掛けてあげる」

京太郎「健夜さん、ランクアップしてます」

健夜「……はーあ」

……やっぱり話さなかったほうが良かっただろうか。

健夜「……一応、お祝いする気はあるよ、私だって」

きっと、そういった俺の不安そうな顔が眼に入ったのだろう。

健夜「でも、それ以上になんていうか……妬ましい気持ち万歳、みたいな?」

健夜「ほら……おめでとう、死ね!」

健夜「今の私はそんな気分」

京太郎「せめてオブラートに包んでください」

健夜「最大減オブラートに包んだよ?」

それでその言葉ですか。

……。

……とりあえず、恋人関係は健夜さんには話さないことにしよう。


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