過去ログ - 【咲:安価】京太郎「……家が無い」桃子「20っすよ、京ちゃんっ!」【鶴賀】
1- 20
913:遅れてすまぬ ◆tXdh2WZ0lM[saga]
2012/12/27(木) 00:53:45.44 ID:EICiALoL0
京太郎「……ええと」

京太郎「……今回は勘弁してもらえませんでしょうか?……っと」

『』

空メール。

そして、即座にもう一度振動する携帯。

京太郎「ひぃ、電話かかってきた!」

京太郎「も……もしもし……」

『どういうことっすか〜〜〜〜〜っ!』

『なんでっすか、なんで私ダメなんっすか!?』

『何がいけないっすか!?』

『恋人っすか、恋人という立場っすか!』

『それなら、私は恋人をやめ――られるわけないっす、何言わせるっすか!』

京太郎「ええと……あの、とりあえずおちついて……」

『これが落ち着けるっすかーっ!』

『なんでっすか、なんでダメなんっすか!』

京太郎「……」

京太郎「どうせ遊ぶなら二人きりの方がいいだろ?」

『そういう問題じゃないっす!』

『三人が誰か京ちゃんに積極的アプローチしてきたらどうするっすか!』

京太郎「いや、それこそ大丈夫だって」

京太郎「俺の友達は、あくまで友達だし、睦月先輩だってただの先輩だし、健夜さんは健夜さんだし」

『京ちゃん側の好感度なんて誰も聞いてないっす!』

『ああ、もう、気が気じゃないっす!』

『どうしてもダメなんっすか!』

京太郎「……」

そのとき遊ぶのは、咲のため。

咲と楽しく遊ぶため。

咲の麻雀を見るため。

……友達として遊ぶなら。

京太郎「……ごめん」

きっと咲も、そんな俺の姿は見たくないだろうから。

なんて、自分勝手な考えで、モモを傷つけて。

京太郎「埋め合わせは絶対するからさ」

京太郎「今度二人で、めいいっぱい遊ぼうぜ?」

そして、そう取り繕った。

『……』

『約束……っすからね』

『絶対、ぜ〜ったい約束っすからね!』

『いいっすか、破ったら――』

京太郎「……破ったら?」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/356.64 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice