10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/12/25(火) 23:24:28.12 ID:v02XGKxyo
王宮僧侶「御二方、此方へ」
勇者と武闘家は顔を見合わせ、やや俯き加減で声のする方へ歩いて行った。
王宮僧侶「此方にある肌着を着けて横になって下さいませ。」
二人は言われるがままに肌着を身に着けてベッドの様な診察台の様な所に寝そべった。
天井を見上げながら目を瞑る二人。
王宮僧侶「では始めます。」
そう言うと王宮僧侶は二人に掌を翳し、呪文を唱え始めた。
王宮僧侶「生を司る精霊達よ、我の名は王宮僧侶。癒やしの女神パナケイアの名の下に其方達に命ずる。我手の先に横たわる二人の剛の者の傷を癒やし回復させよ!」
王宮僧侶が呪文を唱え終わると二人は黄金色の光に包まれ始めた。
やがて光が消えると身体にあった無数の傷は淡い桜色の線となっていた。
ことに武闘家の利き腕の傷は綺麗に消え左腕も元どおりになっていた。
王宮僧侶「御二方、治癒は完了致しました。どうぞ湯浴みにお戻り下さい」
王宮僧侶はそう言うと一礼してその場を去って行った。
勇者「エクスカリパーとか言ってたの恥ずかし過ぎるwww」
武闘家「浮かれ過ぎだなw」
勇者「お前が言うなやww」
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