4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/12/22(土) 13:54:05.84 ID:V/B8VE7vo
這う事も侭ならない三人に囲まれた僧侶は最後の力を振り絞り、回復魔法の呪文を唱え始めた。
白く眩しい光が優しく四人を包んだ。
暫くすると光は消え、浅い傷を残した四人が出てきた。
僧侶「もう私の魔翌力はからっぽです。一ミリも出ません。」
勇者「ありがとう僧侶。かなり身体が楽になったよ」
武闘家「左腕の違和感はあるが、此所まで回復できたなら大丈夫だ。サンキューw」
魔法使い「私の身体の傷はもっと良くなるんでしょうね?私この後出かけるんだからね!でもありがと。」
僧侶は微笑みながらうなづいた。
勇者「さて、回復もしたし帰りますか」
武闘家「だな、こんな場所に長居は禁物だしな」
僧侶「そうですね。早く帰って魔翌力回復して、更なる治療を施さなければ」
魔法使い「さっさと行くよ!」
四人は各々の装備を手に一箇所に集まった。
勇者「忘れ物は無いな?じゃ行くぞ」
そう言うと勇者は右手の人差し指と薬指を立てて、自分の口元にあてて呪文を唱え始めた。
赤色の光が渦を作り出し、四人を包むと忽ち四人の姿がその場から消えた。
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