過去ログ - 織莉子「私達が救世を成し遂……」キリカ「引力、即ち愛!」
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2012/12/26(水) 21:08:29.60 ID:Tw1rzQE90
織莉子(キリカの爪で斬られたというのであれば……切断された指があるはずだけど……)
織莉子(しかし……それらがない)
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2012/12/26(水) 21:10:28.27 ID:Tw1rzQE90
織莉子(と、いうことはこの二つはそれぞれ別の……)
織莉子(別の……何だというの?)
以下略
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2012/12/26(水) 21:12:48.22 ID:Tw1rzQE90
織莉子「――ハッ!」
織莉子「キ、キリカッ!」
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2012/12/26(水) 21:14:48.09 ID:Tw1rzQE90
キリカの頭に『フードのようなもの』が被さっていた。
角の生えた頭蓋骨の上顎の上に、黒い布が被さっているような何か。
以下略
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2012/12/26(水) 21:16:18.97 ID:Tw1rzQE90
キリカ「ああ……!な、何かわからないけどゴメン!高かったでしょこれ!?」
織莉子「鏡のことより自分の心配を……」
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2012/12/26(水) 21:17:43.65 ID:Tw1rzQE90
織莉子の背後に、人型の「何か」がいた。
右人差し指に鋭い爪が生えている、ロボット風デザイン。
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2012/12/26(水) 21:18:30.12 ID:Tw1rzQE90
キリカは必死に叫ぶ、
しかし織莉子は黙って背後の『何か』を見つめたまま動かない。
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2012/12/26(水) 21:19:56.09 ID:Tw1rzQE90
キリカは自分の目を疑った。
下から見上げていた織莉子の顔が、今は視界の下にある。
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2012/12/26(水) 21:22:03.59 ID:Tw1rzQE90
織莉子「えぇ。そのつもりよ」
織莉子「いい?これは敵ではない」
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2012/12/26(水) 21:23:33.18 ID:Tw1rzQE90
織莉子「私達は何やら不思議な能力に目覚めた。恐らく、今朝か昨夜に。魔法とは別物」
織莉子「さっきの騒動、私の指が無くなったのも、あなたが小さくなったのも、それが原因」
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2012/12/26(水) 21:25:10.70 ID:Tw1rzQE90
織莉子「考えられる要因は一つ……」
織莉子「いつぞやの結界でついた咬み傷でしょうね。タイミング的にそれで私は高熱を出したわけだし」
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