過去ログ - 俺の妹SSアナザーストーリー(オリキャラ注意)
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14:串に刺さってタンゴ
2012/12/31(月) 00:08:15.48 ID:gA+ZsViI0
「では、次の問題を新垣さん。答えてください。」

「はい、これは・・こうで・・ですので・・です。」

今度はあやせが指名された。そう言えばあやせも勉強できるんだったな。

あやせの説明は、模範解答のようにわかりやすい説明だ。先生なんかに
向いているのかもな。

それから授業が進み授業半ばと言う所で、先生から思わぬ発言が飛び出した。

「さて、ではここからは、父兄の皆さんにも参加してもらいましょう」

「わかった方は手を挙げて大きな声で答えてください」

それから、何人かの人たちが答えていく。

中には親が答えているのを恥ずかしそうに見ている子がいたり、
答えが間違っていて、笑いが起こったり、と和やかな時間が過ぎていった。
(勿論、俺は桐乃に釘をさされたとおり目立つようなことはしない)

そして、授業も終盤、最後の設問はかなりの難問のようだ。
ほかの親御さんからは答えがでない。

「この問題は結構難問ですからね。わかる方がいないなら今から解答を発表します」
どうやら時間切れのようだ。

一応、この問題、俺は解いていた。(大学受験を控えている身だしな)
正解発表の前に横にいるサコも解けたようで、二人で答え合わせをする。
「一問目は・・・だよな?」

「そうですね、2問目の方は・・で・・ですね」

声に出して、確認し合ってしまったのがいけなかった。

俺たちの会話を聞いていた他の父兄の方が、

「先生、この問題、この子達は解けたみたいですよ?」
なんて言い出して

「お、君たちは学生さんですか、じゃあ、前に出て発表してください」
と発表する羽目になってしまった(しかも前に出てだ)

ゆっくりと桐乃の顔に視線をそらすとジト目で俺を睨みつけている。
余計なことするなよってか?(でも、今のは俺のせいじゃないぞ?)


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