過去ログ - フィアンマ「安価、で」上条「目一杯幸せになろうな」
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107: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2012/12/27(木) 03:00:52.65 ID:kJbA1bFe0

オッレルス「…………………観光だよ」

ある意味本当で、ある意味嘘だった。
彼は最初、オフィーリアを捜していただけで、あのような凶行に及ぶつもりはなかった。
しかし、やられてしまったからには仕方無い。

オッレルス「トールが誰にどうされたかなんて、俺にはどうでもいい」

悪びれるでもなく本心からそう言いながら、彼はコーヒーを啜った。

フィアンマ「…まったく。……こら、」

不意にシャミセンがモンブランに手を伸ばしかけ、ぱしっと止めるオフィーリア。
が、そのまま怒るだけではなく、頭を撫でる。
シャミセンは上条以上に彼女へ懐いているので、ごろごろと喉を鳴らしていたずらをやめた。

オッレルス「…猫、好きなのか?」

かくいう彼も、猫好きである。
しかし、オティヌスの鉄壁のガードの前に、ミューズをもふもふ出来ないストレスがあった。
オフィーリアは問いかけに対してこくりと頷いた後、シャミセンの肉球を触る。

フィアンマ「…オーディン。……抱いても、…良いんだぞ?」

一瞬、オッレルスの全時間が止まった。
次に、正しい意味を把握して、時間が動き出す。

オッレルス「……その猫が嫌がらないなら」

フィアンマ「人見知りはあまりしないんだ。大丈夫だろう」

肉球を触れれて困惑気味のシャミセンを抱っこし、オッレルスへ手渡す。
オッレルスはそっとシャミセンを受け取り、撫でる。

シャミセン「みゃぁ」

シャミセンはちょこんとオッレルスの膝上にお座りし、彼の手に甘えた。
セーターの感触が気持ちいいのか、すりすりと懐き、甘えている。

フィアンマ「可愛いだろう。…最近は太りすぎが懸念されているがね」

オッレルス「>>109


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