過去ログ - フィアンマ「安価、で」上条「目一杯幸せになろうな」
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262: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2012/12/28(金) 22:02:24.54 ID:LodX4UKT0
《バツイチ子持ちの17歳、か……うん、悪く無い…》


刀夜「ああ、久しぶりだね」

言いながら、彼はじーーー、と食い入るように彼女の腹部を見つめた。
妊婦の腹を凝視するというのは、さほどおかしくはない。
だが、彼が視ていたのは、そこではなかった。

刀夜「うん、元気ハツラツな子だね」

上条「…見ただけでわかんの?」

フィアンマ「実際、病院でも順調だと言われているが」

上条「ん、良かった…」

刀夜「しかも、二人とも聖人だ」

上条「ぶっ」

刀夜「当麻、外でコーヒーを吹き出すんじゃない」

上条「いや、だって、え!?」

刀夜「実際に『聖人』かどうかは産まれてみないとわからないが、魔術の才能はあるだろう。…才能無き者の為の技術が魔術だから、この表現はおかしいかもしれないが」

うんうん、と頷き、刀夜は一旦店内に消え、コーヒーを買って戻って来た。
カップはセルフで片付ける、テイクアウト式のカフェなのだ。
刀夜はオフィーリアや上条と向かい合う形で座り、二人を見た。
その視線は優しく、戦争中と変わらず、穏やかだった。息子と娘を、見守る視線だった。

フィアンマ「…魔術師の出発点は、苦悩だ。……なって欲しくは、無いが…それは、本人が決める事だしな」

オフィーリアは自分の膨らんだ下腹部を優しく摩り、ため息を漏らした。

上条「…ちなみに、性別とかわかんの?」

刀夜「可能性しかわからないな」

上条「まだ病院だとはっきりしない時期なんだ、よかったら教えてくれよ」

刀夜「>>264




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