過去ログ - フィアンマ「安価、で」上条「目一杯幸せになろうな」
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281: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2012/12/28(金) 22:54:02.66 ID:LodX4UKT0
《死んだら悲しんでくれるのか…ふむ》


上条「日本人みたいな名前にするか、ローマっぽい名前にするか…。ローマっていうか、イタリア風か」

フィアンマ「…イタリアに住む訳ではないのだから、日本名で良いんじゃないか?」

上条「苗字が『上条』だもんな」

刀夜「時代の流行り廃りに合わせるという手段もあるが、子供が将来、名前を使って困らないものにしてあげなさい」

フィアンマ「ある程度平凡が一番だ」

上条「名前に個性出したいとかって親のエゴだもんな。んー…」

真剣に考えたところで、さっと決まる訳ではない。
ペットの名前と違って、呼べれば良いというものでもないのだ。

上条「何か、意味を込めた名前にする。でも、一応人名辞典買うからな」

フィアンマ「わかった」

刀夜「何か困ったら、いつでも連絡してくれ。……父さんは、応援しているよ」

フィアンマ「…ありがとうございます」

上条「…ありがとう」

ほんわかしんみりとして、お昼が、終わった。



刀夜は予定があるのか、やはり体調が悪いのか。
早めに帰った為、二人はゆっくりと歩いて帰っていた。
その途中、声をかけられる。

美琴「ねえ、ちょっと」

思わず、立ち止まった。
振り返った上条へ、御坂美琴は何かを言おうとする。

美琴「あのね、アンタの記憶喪…し…」

言いかけて、上条と手を繋いでいるオフィーリアに気がついた。
そして、細身に似合わない、膨らんだお腹も。
太った、とは明らかに違う、妊婦姿に。

美琴「…、…何で?」

上条に記憶喪失と聞かされて以来、彼女は様々な方面をあたってみた。
あの第五位にも頭を下げたのだ。この、彼女が。
そうして必死になって、ようやく予定が立ったからと来てみれば、好きな人は、子供を孕んでいる女と手を繋いで歩いている。

上条「……」

フィアンマ「…当麻? 挨拶しないのか?」

上条は、オフィーリアに、御坂美琴へ記憶喪失と嘘をついたことを教えていない。
故に、合わせてくれるはずもなく、普通に話す。

上条「…、……」






美琴はどうする?>>+2


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