過去ログ - フィアンマ「安価、で」上条「目一杯幸せになろうな」
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31: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2012/12/26(水) 01:54:35.30 ID:sifO4obD0
>>30様 被害を拡大させたい、常識をぐちゃぐちゃにしたい、という思考だと思われます ヤンデレでもベースはキチってるので》


お正月である。
大晦日の年越し蕎麦を食べる際に音を立てるように言われて困惑するオフィーリアが、昨年の愛らしいハイライトであった。
また、大晦日ということで、晩御飯はお餅だった。
詩菜手作りのおつゆに浸した餅は美味しく。
お雑煮、餅入り汁粉、きなこ餅、あんこ餅。
沢山のお餅に満足したのか、オフィーリアはそれでも砂糖醤油餅に目を惹かれていた。

そして、大晦日が終わり。
オフィーリアは現在、詩菜の手によって着付けされていた。
詩菜が学生時代に着ていたものらしく、お嬢様然とした可愛らしいデザインの着物。
ベース色が赤色なので、彼女の髪色と相まってよく似合った。

詩菜「どうせだから髪型も変えちゃいましょうか」

フィアンマ「そこまでお手数をおかけする訳には、」

詩菜「いいのいいのー」

上条「……」

うずうずと待つ上条。
オフィーリアは本来お参りに行ってはいけない立場なのだが、事前に神様へお祈りをしておいたらしい。
今年は、上条の為に着物を着て、一緒に初詣へ行ってくれる。
そんな訳で、上条は早起きしてだし巻き卵を摘みつつ、オフィーリアの着付け終了をじれったく待っているのだった。

詩菜「あらあら、もう少し詰め物した方が良かったかしら」

フィアンマ「これ以上は、…うぐ」

上条(…な、何かエロいぞ…)

詩菜「はい、終わり」

フィアンマ「は、…」

ようやく、襖が開いた。
詰め物をして帯を巻いた為に苦しいのか、ゆっくりと深呼吸しつつ。
オフィーリアは我慢して正座をすると、上条は頭を下げた。

フィアンマ「…、あけましておめでとうございます」

上条「こ、こちらこそ…あけましておめでとうございます…」

神妙な気分になりながら、頭を下げる上条。

フィアンマ「…似合っているか? …細身は似合わんらしいのだが」

上条「>>33


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