過去ログ - フィアンマ「安価、で」上条「目一杯幸せになろうな」
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321: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2012/12/29(土) 02:04:08.12 ID:jmJGpi+k0

そこに居たのは、一人の男。
三人組のスキルアウトのリーダーを務める男だ。
能力は、『偏光能力(トリックアート)』。
自身の周囲の光を捻じ曲げ、実際とは違う位置に像を結ばせることで、周囲の目を誑かす能力。
彼は、前々から、暴行・薬物・等々の犯罪に手を染めていた。
そして、現在の彼は、洗脳されていた。言うまでもなく、彼女に敵意を向けている、とある少女に。

トリック「へ、へへ…」

どこか酩酊した様子で、彼はへらりと笑う。
薬物で、所謂ラリった状態なのかもしれない。

トリック「わ、…わぁ、るく…思うなよ…」

ふらふらとしながら、彼はナイフを構える。
かと思うと、姿が見えなくなった。
オフィーリアは『虚空年代記』へお伺いを立て、術式を行使した。
空中に浮かんだ黄金の剣が、横に振るわれる。

トリック「ごぁ、ッ!?」

『偏向能力』の脚が、切断された。
両足を切断して立てる筈もなく、彼はばたりと倒れる。
本来は土下座させて説得程度にしてやるのだが、彼女の身体は今、彼女一人の身体ではない。
自分はともかく、二人分の命を無駄にすることは、出来なかった。

美琴「えぇ…? ちょっとはうまくいくと思ってたのに。やっぱりスキルアウトはスキルアウト、か」

フィアンマ「…お前は」

美琴「常盤台の電撃姫、ってことでいいわよ。邪魔者さん」

フィアンマ「……当麻への好意に狂ったか」

美琴「>>323


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