過去ログ - フィアンマ「安価、で」上条「目一杯幸せになろうな」
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334: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2012/12/29(土) 03:29:03.14 ID:jmJGpi+k0
>>321 ×切断して ○切断されて》


上条「そこまでにしてくれ」

彼は、病院に連れて行かれた後、早急に治療を受け、白井の洗脳状態を解いた後、ここまで走ってやって来た。
御蔭で包帯は汗で濡れているし、息は荒い。

上条「…もう、大丈夫だから。元はといえば俺の最低な言動のせいだし…」

フィアンマ「……」

上条「御坂は、まだ14で、なまじ頭がいいのと"力"を持っちまったから、感情のブレーキが壊れちまっただけなんだ」

フィアンマの手に、力が入る。
上条は、一生懸命に彼女の手を握った。
そして、情けなくも、死者を引き合いに出す。
掠れた声で、懇願するように。

上条「頼む、それ以上はあの魔神と同じになっちまう…」

フィアンマ「…、……」

『……黙れ。お前に何がわかる』
『愛する人がいて、生きて、帰りを待ってもらえるお前なんかにィ………ッッ!!!』
『……目の前で、生涯愛すると誓った人を…親しかった友人達に陵辱、拷問をされた上で虐殺されてみろ。それなら少しは俺の気持ちがわかるんじゃないのか?』

『お前の方が、幸せじゃないか。満たされているクセに』
『…俺様は、お前なんかよりずっと不幸だったんだ!! 預言に振り回され、愛する人間を一度奪われ、どこまでも卑屈に生きてきて、死ぬ思いをして、ようやく掴んだ幸せをッ、お前みたいな幸せに生きてきた小娘に邪魔されてなるものか!!』
『お前のような幼稚な恋心じゃない、お前と一緒にするな、お前は満たされているのに、強欲になるな、俺様から当麻を、ッ、奪うな!!!』

フィアンマ「……」

はたと気がつき、彼女は剣を取り落とした。
上条はすかさず触れ、バラバラに壊す。

フィアンマ「……、……ぁ。…俺様は、…」

何を。
美琴の血に汚れた手を見、オフィーリアは閉口する。

フィアンマ「…ち、…違うんだ…俺様は、ただ…守ろうとした、だけなんだ……だから、…だから、その…違うんだ…」

上条「>>336


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