過去ログ - フィアンマ「安価、で」上条「目一杯幸せになろうな」
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[saga]
2012/12/29(土) 16:12:49.16 ID:AOg/lDEt0
上条「…俺が、好意を踏みにじる『嘘』をついたんだ。許されないのは俺のほうだ」
美琴「当、麻…?」
上条「ごめんな。…本当に、ごめん」
上条はボロボロながらも、美琴や偏向能力の為に救急車を手配する。
美琴は許されたと感じたのか、表情を和らげる。
上条「…でもさ」
手配を終え、此処に到着するまで約三十分。
上条は、冷静に御坂美琴を見た。
上条「俺は、一度だってお前に、オフィーリアに対する愚痴を言った事は無い。ましてや、居なくなって欲しいなんて、思った事すらない。……それに、子供がデキて迷惑だと思った事もない。バイト諸々、疲れるけど、それだって嫌じゃない。苦労だなんて思わない」
美琴「……」
上条「今日の事を抜きにしても、オフィーリアが死んで、お腹の子も死んでしまっても。俺は、御坂とは付き合わないよ。お前が俺の為に頑張ったっていうのは認める。だけど、彼女が死んでも、俺は変わらない。オフィーリアが死んでも、俺はオフィーリア以外の女の子を好きにはならない」
美琴「…どう、して…? …私と、…なに、…何が…違う、の…?」
上条「………お前が、俺と同年代の誰かじゃ、換えが利かないのと、一緒だよ。お前がそんなになってまで俺を好きでいるように、俺もオフィーリアの事が好きなんだ」
もうすぐ、救急車が来るから。
そう言って、上条はオフィーリアの手を引いた。
血まみれの彼女を誰かに見られるのは、少々不味い。
上条とオフィーリアは、家へ帰って来た。
風呂に入り、服を着替え。
オフィーリアはベッドに座り、目を伏せる。
上条はそんな彼女の隣に座り、優しく頭を撫でていた。
『…俺様は、お前なんかよりずっと不幸だったんだ!! 預言に振り回され、愛する人間を一度奪われ、どこまでも卑屈に生きてきて、死ぬ思いをして、ようやく掴んだ幸せをッ、お前みたいな幸せに生きてきた小娘に邪魔されてなるものか!!』
上条「…オフィーリア、…ちゃんと怒れたんだな」
フィアンマ「…自分の為には、怒れんよ」
上条「…。…そっか」
フィアンマ「……、…あの子に酷い事をしてしまった。年端もいかぬ少女に、…残酷な仕打ちをしてしまった。痛かっただろう。……あちらが先に仕掛けてきたとはいえ、…やり過ぎた。…危うく、殺してしまうところだった」
上条「
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