過去ログ - フィアンマ「安価、で」上条「目一杯幸せになろうな」
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◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2013/01/02(水) 12:26:15.38 ID:j8Hgrzi/0
サローニャ「にゃんこちゃんが好き過ぎるところだよ」
トール「……猫取って脅す訳じゃねえだろ?」
サローニャ「勿論。そんな脅迫の仕方をしたら、流石に殺されちゃうし」
要するに、猫のせいにしてしまえば問題無いのだ。
確かに、猫がやってしまったのなら、オティヌスはだんまりだろう。
魔神とはそういうものなのか、魔神を目指す過程でそうなるのかは知らないが、彼女もまた、オーディンと同じように傍若無人な部分があり、オーディンと同じように、猫には怒れない。
それを逆手にとり、猫にやらせれば良い。
言いながら彼女はまず、オフィーリアへの返礼用のドリンクを作り。
不味そうなそれを丁寧に瓶へ詰め、魔術を応用して贈る。
同時進行で作っていた媚薬をちゃちゃっと仕上げ、丁寧に漉していく。
トール「いくらお前の扱う術式が『レーシー』でも、猫の手に媚薬の瓶握らせるってのはキツいだろ」
サローニャ「うん。ちょっと無理だね。だから、私はミューズちゃんを使ってピタゴラスイッチちゃんを造る」
トール「なるほど」
サローニャ「トールちゃんも協力して」
トール「…ま、暇だしな」
そんな訳で、セッティングを済ませ。
オティヌスが寝ている間、サローニャはミューズの餌付けを行っていた。
サローニャの手にあるおやつに齧り付き、ミューズはごろごろと喉を鳴らす。
サローニャ「そういえばトールちゃん、ミューズちゃんの性別って女の子ちゃんだっけ?」
トール「
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