過去ログ - フィアンマ「安価、で」上条「目一杯幸せになろうな」
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505: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/01/05(土) 15:37:14.58 ID:Zk+d5ngq0

オティヌス「1着目のやつかな」

ヴェントの様子を眺め、オティヌスは答える。
ヴェントはその言葉に従い、他の二着を片付けた。
これで良いのかと思う彼女に、続けざま指示が飛ぶ。

オティヌス「後は、それに合うバッグと帽子かな」

ヴェント「バッグ?」

オティヌス「と、帽子。…右通路だな」

言われるがまま、ヴェントはてくてくと歩いていく。
入り込んだのは小物ゾーン。
バッグ、小物、安いネックレス等が陳列されている。

ヴェント「……」

しばし、悩んで。

薄黄色の鍔の広い帽子。
フェミニンなワンピースに印象ごと合わせたもの。

黄色のケリーバッグ。
上品な印象のもの。

黄色いパンプス。
こちらはバックリボンが着いていてなかなかに愛らしい。

オティヌス「黄色ばかりだな」

ヴェント「一番似合うんだから仕方ないでしょ。…着慣れてんのよ」

白と黄色という色に包まれた彼女はタグを取ってもらい、着替えて外に出る。

オティヌス「その進行方向を左」

ヴェント「ん」

言われるまま、てくてくと歩いていく。
そして、オティヌスが仕組んだ通り、偶々一人で歩いていた建宮とぶつかった。

オティヌス(日本国の漫画ではありがちだったな)

すっかり物見高く楽しんでいる魔神である。

建宮「ああ、だ、大丈夫なのよな?」

焦った建宮が、手を差し出す。
ヴェントは緊張しつつ言葉を返した。

ヴェント「>>507


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