過去ログ - フィアンマ「安価、で」上条「目一杯幸せになろうな」
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[saga]
2013/01/06(日) 19:14:00.86 ID:zjCFje200
垣根「……悪りぃな」
木原病理がどんな人間か。
垣根帝督は、そんなことを身に染みて理解している。
理解しきっている。
彼女は、殺されても仕方の無い方の人間だ。
きっと第三者から見れば、こちらが八割以上悪いに違い無い。
わかっている。判断出来ている。
自分だって、悪党だ。それも、お世辞にも一流とは言えないだろう。
垣根「そんな悪党でも、俺のたった一人の母親なんだ」
だが、垣根は譲らない。
物事の善悪、自分が立っている場所のことも。
理論を超えた部分で、此処を退くわけには、いかない。
垣根「母親をみすみす殺させる息子が居てたまるかよ」
目の前の人間からは、病理への殺意しか感じられない。
自分に対しては、微塵も殺意を向けてなど居ない。
垣根「どーしても殺りたいなら」
彼の背に負われているのは、白い翼だった。
どこかメルヘン染みたそれは似合わないと、垣根は自覚している。
垣根「俺を殺してからにしろ、クソッタレども」
ベルシ「マリアン、お前は無力化を頼む」
マリアン「りょーかい」
軽い返事をして、彼女は踏み込んでくる。
そして、工具を振るった。
垣根「な、に…?」
翼の内、一つが丸められていた。
どういう原理でこうなっているのか、わからない。
病理からありとあらゆる攻撃手段を剥奪したことに、垣根は今更ながら後悔する。
この二人を殺さねば、平穏は無い。
垣根「ち、」
翼を広げ、烈風による攻撃を行う。
平然と両者は防ぎ、男は右手を伸ばす。
伸ばされた右手の人差し指と中指から、青白い光の刃が飛んだ。
病理に向かう。木原病理は、何も思っていなかった。全てを、諦めている。
垣根はどうする?>>+2
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