過去ログ - フィアンマ「安価、で」上条「目一杯幸せになろうな」
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565: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/01/07(月) 20:24:24.01 ID:R8Sfahu20

ベルシ「私で構わないのか?」

マリアン「…え?」

やっぱりどこかで聞いた会話だな、と上条はやっぱり他人事のように思う。
案外、どんなカップルも闇を抱えていればこういう会話に落ち着くのかもしれない。
マリアンは疑問の感情を瞳に宿し、ベルシを見つめる。
仮面を取り、木原加群、もとい普通の男性として、彼はマリアンを見つめ返した。
マリアンはしばらく考えて、顔を真っ赤にしたまま、言う。

マリアン「構わないも何も、…私はそもそも、ベルシしか好きじゃないよ」

ベルシ「……、…マリアン…」

ベルシは、彼女の性格をよく知っている。
敵にはどこまでも残虐で、冷たくて。
その代わりに、身内や好きな相手には献身的で優しい少女であることを。
彼は沈黙して、錠剤を呑み込む。
そして壁に手をついて立ち上がると、オフィーリアを見やった。

ベルシ「…世話になったな」

フィアンマ「これで借りは返したつもりだ」

先生、と笑って。
そんな少女に穏やかな笑みを返し、彼はマリアンの手を引いて家を出て行った。
上条が施錠に向かった間に、オフィーリアは血液などを片付け、術式に使ったものを撤去する。
上条はベルシ達の姿が見えなくなるまで見送った後にドア・鍵を閉めて戻って来た。
調度掃除を済ませたオフィーリアは、上条を見上げる。

フィアンマ「当麻」

上条「ん?」

フィアンマ「縁結びの神様になろうと思うんだが、どう思う?」

上条「>>567


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