過去ログ - フィアンマ「安価、で」上条「目一杯幸せになろうな」
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◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2012/12/26(水) 22:23:58.87 ID:H/SSvQvX0
オティヌス「もし、私が勝った場合、当然私に報酬を支払うだろうな?」
サローニャ「ぎくっ」
トールと賭けをしていた事など、とうにバレていたらしい。
可能性を50:50で持つ彼女にとって、こうしたゲームでの勝ちはちょっぴり難しい。
そんな訳で、努力するにも条件が必要だった。
勿論、彼女個人としても、オッレルスに負けるのは癪だろうが。
サローニャ「も、勿論ちゃん。…えーっと…えっと…」
オティヌス「……モノ次第では、頑張ってやらんでもないんだぞ?」
サローニャ「うぐ…そ、そうだ。えっと、猫型クッキーちゃん作るよ」
オティヌス「猫型?」
サローニャ「等身大の…ミューズちゃんくらいの」
オティヌス「…ふむ」
彼女は猫好きである。
種類問わず本物の猫だけでなく、猫型の物も。
猫型のカバンから、食べ物から、全てである。
オティヌス「…作れるんだろうな?」
サローニャ「難しいから…じゃあ、彫こクッキーが難しかったら、猫シルエットブックカバーちゃん作る」
だから、お願い。
指折り組む彼女に、オティヌスはわかったと頷いた上で、何枚かカードをさりげなくトレードする。
反対に、オッレルスサイド。
トールはオッレルスと有利な手札を交換しながら、話していた。
オッレルス「…それで、私が勝ったら何を寄越すつもりなんだ?」
トールとしては、是非彼に勝って欲しい。
故に、何らかの供物を用意せねばなるまい。
トール「
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