過去ログ - フィアンマ「安価、で」上条「目一杯幸せになろうな」
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79: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2012/12/27(木) 00:20:12.10 ID:kJbA1bFe0

フィアンマ「人の男を盗るような奴の事など聞けんな。諦めろ。それじゃ」

トール『ちょ、ストップストップ! 当麻も同意の上だって聞いてねえのかよ』

フィアンマ「…聞いているが」

トール『俺に怒るのはお門違いじゃねーの?』

フィアンマ「……、…デートというのは、何か。オーディンと寝ろということか?」

トール『いや、そんなんじゃねえよ。普通に、会って話してくれれば良い』

フィアンマ「本当にそれだけだろうな?」

トール『疑うなら"覗いて"も良いんだぜ? …こっちとしてはそっちの方が手っ取り早いし』

割と必死な声色である。
個人で戦争を体現するのが彼なら、個人で世界の破滅を体現するのがオッレルスだ。
つまり、オッレルスがその気になれば、トールは殺されてしまう。
見殺しは気分が悪い。自分が会えば、彼が殺される事は無いと言う。
どうしてそんなことになったのかは『視』た方が早いので、オフィーリアはしばし意識を集中させた。

露呈したのは、賭け事の些末である。

トール『…な?』

フィアンマ「…下らん理由だな…俺様が本気で断ったらどうするつもりだったんだ?」

トール『死ぬしかねぇな…』

フィアンマ「生き急ぐな。…、……」

考え込む。
トールの人命がかかっている。
彼の事は、そう憎い訳ではない。友人だ。

フィアンマ「…わかった」

トール『…悪い』

フィアンマ「何、それ程までに勝ちたかったんだろう。それに対してオーディンの要求が底なしだったんだ」

トール『ありがとな。今度何か…頼み聞くから。詳しい日時は知らせる』

渋々、というかたちで引き受け。
トールと通信を切ったところで、上条の声が聞こえた。
部屋から出ると、良い匂いがする。醤油の匂いだ。

上条「出来たぞ」

フィアンマ「ん、…」

席につき、お祈りをして、口にする。
温めてから入れてくれたのか、硬いところの一切無いお餅は、美味しい。

上条「隠し味も色々と入れて工夫したんだけど、美味しいか?」

フィアンマ「>>81


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