過去ログ - 春香「戦わなければ生き残れない」
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20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/12/26(水) 01:16:48.29 ID:6vkT7jwQo
【如月千早】

千早「何の用かしら、こんな深夜に」

伊織「……とぼけないで」

千早「どうしたの、水無瀬さん。私、何かしたかしら」

伊織「やよいの事よ」

千早「高槻さんの?何が……」

伊織「いいわ、だってアンタは白を切るしか無いんだから。全部聞いたのよ、やよいから」

千早「……何のことだか、わからないわ」

伊織「やよいをやったのはアンタね」

千早「……」

伊織「ライダーの事についてはやよいから聞いてたわ。昨日、アンタ達と別れた後に一度私に連絡をくれたから」

伊織「今まで人を助けるために力があると思っていたのに……悲しそうに、言ってたわ」

伊織「その後、もう一人のライダーに協力を頼みに行くって。私は、胸騒ぎがして、それで……」

伊織「最後を看取ったのは私よ。その時、やよいが言ったの」

やよい『千早、さん……に……』

千早「高槻さんが……そう……」

伊織「アンタが直接やってないにしても、何か知っているはずよ。出しなさい、アンタの持ってる何もかも!洗い浚い!」

千早「……何も、無いわ。私は何も知らない」

伊織「アンタっ、状況わかってるワケ!?この周囲は包囲させてもらってるわ!そう簡単に言い逃れ出来ると……」

千早「何度でも言うわ。私は何も知らない。これからどこで会おうとも、それ以外の回答が返ってくると思わないで」

千早「それから……付け狙うなら、私だけにしておきなさい。春香は本当に無関係。それだけ言いたかった」カチャッ

千早「高槻さんの……お通夜ね、今日は。また会うとしたらそこかしら。それじゃ、その時に。変身」フォン

伊織「しまっ……逃がさないで!」ザザザッ

千早「無理よ、水無瀬さん。ライダーの力は、人智を遥かに超越している」トリックベント

伊織「千早が分身っ!?どれが……」

伊織「……絶対に、掴んでやる。アンタの尻尾を!待ってなさい、如月千早!!」

……。


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