2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/12/26(水) 03:53:19.38 ID:DHZ6mpaPo
国王「では、やはり壊れておるのか?」
考古学者「……いいえ。それは違うかと」
王子「じゃあ、何か呪いとか?」
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2012/12/26(水) 03:55:15.07 ID:DHZ6mpaPo
王子「そうか……」
国王「ふむ……」
考古学者「…………」
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2012/12/26(水) 03:58:23.75 ID:DHZ6mpaPo
考古学者「…………」
国王「学者よ。何故、何も言わぬ?」
考古学者「…………」
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2012/12/26(水) 04:00:52.77 ID:DHZ6mpaPo
王子「…………」
考古学者「…………」
国王「……何故言わぬ。何か不都合でもあるのか?」
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2012/12/26(水) 04:09:53.04 ID:DHZ6mpaPo
考古学者「……私の、身の安全を保証して下さいますか?」
国王「おぅ、言う気になったか?」
考古学者「……身の安全を、保証していただけるなら……」
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2012/12/26(水) 04:15:43.18 ID:DHZ6mpaPo
……少し前……
━━歴史と伝統だけが売りの小さな国の兵士訓練所━━
王子「ハァッ!」
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2012/12/26(水) 04:17:47.01 ID:DHZ6mpaPo
王子「おいおい。弱いなぁ……」
兵士C「いいえ。王子が強すぎるんですよ」
王子「うむ。それは認める」
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2012/12/26(水) 04:20:42.29 ID:DHZ6mpaPo
兵士B「ハンデつけて下さいよ」
王子「あ? ハンデ?」
兵士B「はい。実力が違いすぎますよ。ライオンとゾウリムシくらい差がありますよ」
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2012/12/26(水) 04:24:09.36 ID:DHZ6mpaPo
兵士A「王子ぃ。今のままじゃ、ただの虐めですよぉ……」
王子「おい。人聞きの悪い」
兵士B「でも実際に、我々サンドバッグですし」
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2012/12/26(水) 04:28:49.38 ID:DHZ6mpaPo
王子「……それで、ハンデの内容はどうするんだ?」
兵士C「うーん……。そうですね……」
兵士A「とりあえず、王子は丸腰でどうですか」
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2012/12/26(水) 04:33:05.91 ID:DHZ6mpaPo
兵士B「ほら。王子の鍛えぬかれた拳は、既に凶器ですし」
王子「うっ、うむ……」
兵士A「そうですよ。王子は、素手でも充分に強いんですよ」
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